わが家は京都の古い家です。昔の家は夏の暑さをしのぐために風が通るよう造られていて、言ってしまえば隙間だらけ。夏はそれでいいのですが、冬になると隙間風で寒さがこたえます。
特に気になっていたのが、86歳の父の部屋。冬の寒さ対策として、引き戸の隙間をふさぐ「隙間テープ」を買って設置しました。
結論から言うと、扉は少し重くなります。それを差し引いても、いい買い物でした。
どこに貼ったか
貼ったのは、引き戸の接触部分です。
- 扉と扉が合わさる部分
- 壁(柱)と扉が合わさる部分
作業自体は貼るだけです。シールが付いているのは片面だけなので、裏表で迷うことがなく、そのまま押し当てていけば終わります。工具も工事もいりません。
ただし、貼る場所によって仕上がりが変わります。位置がずれるとうまく密閉できなかったり、逆に密着しすぎて扉が重くなったりします。いきなり全部貼らず、1か所貼って開け閉めを試しながら進めるのがおすすめです。
使ってみてどうだったか
隙間風が消えて、暖房がよく効くようになった
貼った瞬間から違いが分かりました。あれだけ入ってきていた隙間風がなくなり、暖房の効きが明らかに良くなりました。部屋にいて「風が吹いて寒い」と感じることがなくなったのが、一番大きな変化です。
高齢の親の部屋は、本人が「寒い」と言い出さないことも多いので、部屋そのものを暖まりやすくしておくのは、家族側でできる対策として理にかなっていると感じます。
夏に外そうと思ったら、冷房にも効いた
最初は「夏は風を通したいから外そうか」と考えていました。ところが夏になってみると、冷房の効きも良くなっていることに気づきました。隙間をふさぐということは、冷気も逃がさないということ。結局、貼ったままで一年中活躍しています。
正直な欠点:扉が重くなる
はっきり書きます。引き戸のすべりが悪くなり、開け閉めが重くなりました。 隙間をぴったりふさぐ以上、扉とテープが擦れるので、ある程度は宿命です。
ただし程度としては、極端に重くなったわけではなく「少し重い」くらい。今では家族全員、違和感なく開け閉めしています。
とはいえ、高齢の家族が毎日使う扉に貼る場合は、開け閉めできるか様子を見ながら、貼る位置を調整するのがおすすめです。
冬の寒さと暖房費を考えれば、わが家では「差し引きで十分プラス」でした。
こんな家・こんな人におすすめ
- 古い家で、冬の隙間風に悩んでいる
- 高齢の親の部屋を、本人の手を煩わせず暖かくしたい
- エアコンの効きが悪いと感じている(夏にも効きます)
数百円〜千円程度の出費で暖房・冷房の効きが変わるので、費用対効果はかなり高い部類だと思います。
まとめ
京都の古い家の「夏向きの造り」と現代の冷暖房は相性が悪い——それを数百円のテープが埋めてくれました。扉が少し重くなる欠点はありますが、冬の父の部屋が暖まりやすくなったことを考えれば、わが家では正解の買い物でした。
古い家にお住まいの方、親御さんの部屋の寒さが気になる方の参考になれば嬉しいです。


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